カレーの黄色い色素って、いつまでも残ってしまうことがあるんですよね。
こういう時に真っ先に試すのは台所用中性洗剤だと思いますが、実はそれ以外にも意外なもので簡単に落とす方法があります。
この記事では
- 重曹
- オキシクリーン
- 歯磨き粉
- 日光
を使ったカレーの染み抜き方法について解説していきます。
衣類の洗濯表示を確認する重要性
シミ抜きを始める前に、タグの洗濯表示をチェックしましょう。
漂白NGのマークがあるときは、中性洗剤や重曹など優しい方法を選ぶ必要があります。
オキシクリーンなどの酸素系漂白剤は、漂白OKのマークがある場合にしましょう。
1. 重曹でカレーのシミを落とす方法
重曹は家庭にある代表的な掃除アイテムですが、衣類のシミ抜きにも効果的です。手順は以下の通りです:
- シミの部分に水を少量たらします。
- 重曹を直接シミにふりかけます。
- 柔らかい歯ブラシなどで軽くこすります。
- 15〜30分ほど置いてから通常通り洗濯します。
重曹がシミの色素を吸着し、落としやすくしてくれます。
2. オキシクリーンを使った方法
オキシクリーンは酸素系漂白剤で、色柄物にも使いやすいのが特徴です。手順は:
- 水にオキシクリーンを溶かし、表示通りの濃度にします。
- シミ部分を30分ほど浸します。
- 軽く押し洗いをした後、通常通り洗濯します。
オキシクリーンは頑固なカレーのシミにも効果的ですが、色落ちが心配な場合は目立たない部分で試してください。
3. 歯磨き粉を使った意外な方法
意外かもしれませんが、研磨作用のある歯磨き粉でもカレーのシミを落とせます。
- シミ部分に少量の歯磨き粉を塗ります。
- 指や柔らかいブラシで優しくこすります。
- 水でよくすすいで洗濯します。
ただし、色柄物やデリケートな生地には避けたほうが安心です。
4. 日光でシミを薄くする
自然の力でシミを薄くする方法もあります。
日光には漂白効果があることで知られていますが、カレーの色素クルクミンにも紫外線で分解される性質があります。
- シミ部分を濡らして軽くたたきます。
- 日当たりの良い場所で陰干しせず、直接日光に当てます。
時間が経つにつれて徐々にシミが薄くなります。即効性はありませんが、自然で優しい方法です。
まとめ
カレーのシミは、慌てずに適切な方法で対処することがポイントです。
重曹やオキシクリーンでしっかり落とす、歯磨き粉で部分的に対応する、日光で自然に薄くするなど、状況に応じて使い分けてください。
家庭にある身近なアイテムで簡単にシミをリセットできますので、次にカレーを食べるときも安心です。