野菜盛り合わせ

「ソレダメ!」や「主治医が見つかる診療所」、「めざましテレビ」などでも紹介されて大ヒットとなった書籍「その調理、9割の栄養捨ててます!」。

Check!その調理、9割の栄養捨ててます!

監修は東京慈恵医科大学附属病院の栄養部というガチぶりです。

最近この本を参考に野菜の切り方や調理の仕方を少しずつ変えてます。
本当にこれで栄養が増えるのか、家庭では確認のしようがないのですが、それでも知らなかったことがたくさんあったので内容を少しだけご紹介します。

ただでさえ栄養が減ってる野菜。調理法で栄養ロスを防げ!

冒頭から「ひょっとして、隠れ栄養失調じゃありませんか?」と問いかけの始まる本書。

この本によると、今の日本人の7割が野菜不足だそうです。
そしてこの本を出した肝心の理由がここから。

ただでさえ野菜を食べないのに、たまに食べる野菜自体も50年前に比べて栄養量が大きく低下してるとか。

健康オタク界隈に足をつっこむとよく出くわす光景が

「現代の野菜は栄養不足だから、サプリで補う必要がある」
            VS
「ちゃんと野菜取ってりゃサプリなんかいらない、天然から取るのが一番」

という論争です。
でも

その調理、9割の栄養捨ててます!

こういう風にグラフで示されると、これは普通に食べてたら確実に栄養不足になる感じです( ̄∀ ̄;)

でもサプリよりも食事から取るのが、体への吸収や相乗効果を考えても一番なのは確か。

それにせっかく野菜を食べるのだったら、栄養素はなるべく残っていた方がいいですよね!

じゃなかったら野菜好きの人のための嗜好品にしかならないっていうか、野菜が大して好きじゃなくて健康のためにがんばって食べてる大半の人にとっては意味がなくなってしまうし(笑)

とにかくこの本を読むと、今までいかに調理法で栄養ロスしてきたかがわかって、地味につらいです。

中身の解説は、どんな感じ?

本文は、綺麗な食材の写真とイラスト中心なので、見やすくて楽しいです。

それになんと言っても、知らなかったネタが盛りだくさん!
たとえばリンゴなんか今までウサギに切るかどうかぐらいしか考えたことなくて、要するに8つ割りにするのが無意識の前提だったわけです。

それがこの本では、こうですよ。

その調理、9割の栄養捨ててます!

輪切りなんて、思いついたこともありません( ̄∀ ̄;)

で、この見開きページに、目からうろこの小ネタがてんこ盛りなんです。
たとえば、

  • 変色防止はレモン水 << 真水 <<< 蜂蜜水が最強!
  • リンゴの種には毒性がある!

など。
もちろん小ネタ以外に、りんごに含まれる栄養素や切り方についても情報がコンパクトでぎっちりです。

野菜だけじゃない、シジミや納豆、味噌汁までカバー

表紙のイメージから野菜オンリーの本だと思い込んでいたのですが、肉や他の食材も掲載されています。
たとえばこちらは、野菜のもやしとシジミ。

その調理、9割の栄養捨ててます!

飲んべえ御用達の栄養素・オルニチンを増やす方法として-4℃での冷凍がオススメされています。
これだけだと「-4℃って、どれくらい??」「えっ、どうやるの???」ですが、ちゃんと

(一般的な家庭の冷凍庫は-18℃〜22℃)。ジッパー付きの保存袋にシジミを入れて新聞紙などに包んで冷凍庫へ入れることで、冷えすぎを防ぎゆっくり冷凍できます。

と実際にこのワザが使えるように丁寧な解説が付いています。

隣のページにある節約の味方食材・もやしの解説も、ふるってますね。
日持ちしないもやしも、サッと加熱して水気を切ってからチルドルームに入れれば、1週間ももってくれるんですね。

他にも

  • 納豆は①アツアツご飯は避けて②夜に食べるとベスト!
  • 牛の赤身肉は①疲労回復効果や脂肪燃焼効果のあるL-カルニチンが豊富②タンパク質が変性すると消化に悪いから、3分以上加熱しない
  • イカの①コラーゲンの9割は皮にある②豊富なタウリンはカレーの香辛料ターメリックと組み合わせると、肝機能の強化力UP!

などなど、知らなかった面白小ネタがとにかく満載。
見てて飽きません。

事典のように使いたい一冊

さて、最初から最後まで目を通したあなたは、こう思うでしょう。

「面白かった〜!でも全部は覚えられないよ(´・ω・`)」

大丈夫。140ページほどある本の内容を、一発で覚えられる人はそんなに多くありません。

だからまずは、「へぇぇぇぇぇ!!」と思った部分だけ取り入れるのはどうでしょうか?
我が家ではすでに

  • ピーマンは縦に切る
  • ゴーヤは下ゆでしない
  • ナスはあく抜きしない

を実践中です。
それでスーパーで食材を買ってきて下ごしらえしようかしら〜♪って段で

「そういえば『その調理、9割の栄養捨ててます!』に骨付き鶏肉載ってたわね」

とひらめいてページをめくる。
そんな台所に常備しておいて気になったら参照する使い方がピッタリではないでしょうか。

まとめ

冒頭で「日本人の7割が野菜不足」「昔の野菜に比べて、今の野菜は栄養が少ない」と書きましたが、実はこの本にはもう一つ、栄養が不足する理由について書かれているんです。

それが「加齢」。
なんということでしょう、年を重ねるにつれて、各種栄養素の吸収率がどんどん落ちていくそうなんです(>_<)

栄養不足を解消するには、いくつかアイディアがあります。

  • 野菜をスーパーの安売り野菜から、自然栽培や有機栽培で育てられたものに変える
  • 年中手に入るハウス栽培ではなく、旬の露地物を選ぶ
  • 天然素材由来のサプリメントを摂る

でも一番手軽ですぐにできるのは、切り方や調理法を変えることではないでしょうか?

本文でも書きましたが、娯楽や嗜好品として野菜を食べるわけではないのですから。
そして食卓でどうしてそういう風に切ったか、調理したかを話せば、家族の健康意識も高まると思うんです。

毎日の食事は基本です。
賢く美味しく楽しく、素敵な食卓を。

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