
腸内環境の見直しが美容と健康に重要なことから、発酵・菌活ブームがここ数年続いています。
そんな中で見直されてきたのが、日本が誇る伝統食ぬか漬け。
NHKの朝ドラ『ごちそうさん』でも主人公・め以子のぬか漬けは毎日登場して「おいしそう」と話題になりましたね。
自分もぬか床を持ちたい!
そう思って調べてみても、なんだか大変そう……。
そんなあなたに救世主の「ぬか床一年生パック」を、今日は体験談を交えてご紹介します。
ぬか増量でリニューアル!ぬか床一年生パック550gジッパー袋タイプ※北海道・沖縄県の方は送料800円になります。注文後、修正いたします。
私もこれでぬか床デビューを果たしました。
手軽で簡単にマイぬか漬けが始められる、オススメ商品です。
ぬか床一年生 パックとは
ぬか床一年生の一番の特徴は、「1日でぬか床ができあがる」ことです。
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ぬか床って材料も作り方もシンプルなんですが、いかんせん、スタートに時間と手間がかかります。
通常の作り方だと、
- ぬかに塩と水を混ぜたものに、風味素材と捨て漬け用の野菜を入れる
- 捨て漬け野菜を入れたぬか床を、最初の10日間、1日2回しっかり混ぜる
- 次の10〜20日間は、1日1回混ぜる
- その間、4〜5日ごとに捨て漬け野菜を取り替えるのを3回ほど繰り返す
という工程を踏むじゃないですか。
…うん、相当張り切って気合い入れないと、ちょっと面倒に感じますね(^▽^;)
ぬか床の面倒を見るのって、一種の習慣なんですよね。
習慣作りのコツとしてよく言われるのが、
「ハードルをものすごく低くして始める」
です。
大体普通に作ろうとしたら、3週間から1ヶ月はかかってしまうじゃないですか。
忙しい日常に突然、今までにないぬか床づくりという習慣を取り入れるだけでもハードル高いのに、その上それが1ヶ月。
挫折しそうな不安があるし、それよりも何よりも、
待てない!!
そう、私、1ヶ月も待てなかったんです。
だってすぐ食べたかったんだもん。
はい、そこで冒頭に戻ります!
ぬか床一年生の一番の特徴は、「1日でぬか床ができあがる」こと!!
具体的な作り方は、こんな感じ!!
ぬか床一年生の作り方
ぬか床一年生パックを注文すると、以下のセットが届きます。
- ジッパー袋
- 混合ぬか
- 天然酵母
それでは、作り方、行ってみましょう。
- ジッパーつきの袋に、混合ぬかを入れる
- そこに水を足して、混ぜるように揉む
- 天然酵母を混ぜる
以上です。
これだけでぬか床、出来ちゃうという商品が「ぬか床一年生」です!
作り方の中に「混ぜる」とか「揉む」と出てきましたが、それもジッパー袋の外側から揉めばいいので、手も汚れませんしニオイも付きません。
しかも慣らしとか無しに、できあがったぬか床に初日からいきなり野菜を漬け込んじゃっても大丈夫なんです!
この短縮がっ、ショートカットが欲しかったんですっ(≧∇≦)
ぬか床一年生、手間なし1日で美味しく作れる秘密とは?
さて、通常なら1ヶ月近くかかるぬか床作り。
それを1日で可能にする秘密はなんでしょうか?
混合ぬか
手間いらずの秘密のひとつは、付属の混合ぬかにあります。
ぬか床一年生に付いてくる混合ぬかには、
- ぬか
- 塩
- 昆布
- しいたけ
- 唐辛子
があらかじめブレンドされています。
ぬかと塩と野菜だけでは、独特のうま味までは出ないんですよね。
やっぱり出汁の素になるような、昆布や椎茸などのうま味素材がないと。
いずれこういう風味素材は自分で足していくことになるのですが、ぬか床一年生の混合ぬかには細かく砕かれたパウダー状になった風味素材がブレンドされているので、うま味が出るのも馴染むのも、速いんですよね。
このブレンドぬかだけでも欲しいくらいの、優れものです。
天然酵母
ぬか床一年生の真骨頂は、この天然酵母にあります。
みかん由来の天然酵母が、まるでジャムやジュレみたいに小さなパックに入ってセットに付いてきます。
お気づきの方もおられると思いますが、このみかん酵母の中には、一ヶ月かけてぬか床の中ですくすく育つ乳酸菌や酵母が、すでにタップリ入っているというわけです。
しかもミカン由来の酵母だから、みかんっぽいフルーティーな香り!
舐めるとちょっと甘くて美味しいんですよ。
このフルーティーな天然酵母から作るので、ぬか床というイメージから連想するぬか床臭さとは無縁です。
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ぬか床一年生 賞味期限は?
ところで一番気になるのが、賞味期限だと思います。
いや、ぬか床一年生で漬けた野菜の賞味期限ではなく、ぬか床一年生で作ったぬか床の賞味期限という意味です。
販売ページにもセットで付いてくるジッパー袋にも明記されてますが、このぬか床一年生で作ったぬか床は1ヶ月使い切りです。
えー!ずっと使えないのー??
とブーイングが来そうなので、詳しく説明しますね。
先ほど書いたとおり、ぬか床一年生はみかん由来の天然酵母を使っています。
そのため仕上がりはなんともフルーティーで、混合ぬかの風味素材とも相まって、なんとも言えない美味しいぬか漬けが誰にでも簡単に作れちゃうんです。
でもご存じの通り、環境や作る人によってぬか床の中の菌のバランスが変わってくるのは、ぬか床というか発酵食品の宿命。
ぬか床一年生で作った美味しいぬか床にもやがて、菌のバランスが変わってくる時が来ます。
そうでなくても、野菜を漬け込むうちに水分が出てくるので、足しぬかをする必要が出てきます。
そうすると、割とあっという間に味が徐々にかわってくるんですね。
つまりぬか床一年生の「賞味期限1ヶ月」の意味は、
「ぬか床一年生が保証する、超絶初心者でも失敗なしの美味しい味が再現できる期間」
だと考えてください。
別の言い方をしましょう。
その後は、あなたが自分のぬか床の味を作っていく番です。
だから、私自身はこう考えてぬか床一年生を購入しました。
「最初の1ヶ月の手間と時間を大幅ショートカットする、スターターキット」だと。
というわけで、私はぬか床一年生でこしらえたぬか床を、もう4年近く育てています。
これだけだと、お店の商売を妨害してしまいますね(苦笑)
なので、一応フォローしておきます。
ぬか床一年生が作ってくれる「誰でも失敗なしの味」は、私はすごく美味しい好みの味だと感じていました。
万人受けする味だと思います。
- この味を毎日再現したい
- ぬか床キープ失敗した
- 旦那がぬか床一年生の味が好き
こんな場合には、いちいち購入していく価値は充分あると思います。
特に「ぬか床キープ失敗!」というダメージがダメージでなくなるのは、けっこう気楽で精神的にもいいものですよ。
ぬか床一年生の口コミ
さいごにぬか床一年生の口コミレビューをご紹介します。
- 初めてでも簡単!
- ジッパーつきの袋だから場所を取らない
- においも漏れない
- 冷蔵庫の隙間に入るので、夏でも安心
- 塩分も控えめなので、子どもでも食べられる
- 毎日漬物を食卓に並べられて1ヶ月使えるからコスパはいい
- ぬか臭くないので家族も喜んで食べてくれる
- 今まで試したぬか床の中で、一番美味しい
ジッパー袋だと手が汚れないし場所も取らないし、冷蔵庫で管理できるから一年を通して失敗が少ないのもいいですよね。
他にも、「今まで食べた中で一番おいしいぬか漬け!」と味を褒める声が特に多かったのが印象的です。
もうひとつ、味に関するレビューで共通して特徴的なのは「塩味控えめ」という評判。
これは私もそう感じました。
私はしょっぱいのが苦手なのでむしろ大歓迎でしたが、しょっぱい味付けが好みの方は
- 漬け込み時間を2〜3日など長めにする
- 野菜に塩をこすりつけてから漬け込む
という方法をオススメします。
もしぬか床一年生で作る漬物の味が気に入ったのなら、ぬか床全体に塩を入れるのではなく、上記の通り野菜に塩を揉み込んでからなどの狭い範囲の方法がいいです。
全体に塩を混ぜると、味のバランスと菌のバランスがかなり変わってしまう可能性があります。
全体に混ぜるのは、自分で育てる段階に取っておく方がいいでしょう。
さいごに
私がぬか床一年生でぬか床ライフをスタートさせたのは、一人暮らしをしていたときでした。
当時は使いづらいキッチンで普段の料理も卓上コンロでしていたため、電子レンジも料理でよく使っていたんですよね。
そしたら友達から
「なんでもレンジに放り込めばいいって思ってるんじゃない?」
なーんて鼻の穴膨らませながら馬鹿にされましてね…
「そうだねー、とりあえず野菜はなんでもぬか床に放り込めばいいとは思ってるけど」
と言ってやったら、動揺して「えっぬか床持ってるの??」なんて驚くものだから、それだけで女として格上になったような感じがして、ちょっとスッキリしました(笑)
こんなくだらないマウンティング争いのネタにしなくとも、ぬか床のある生活って、心に余裕ができてすっごくいいですよ。
このぬか床一年生で出来るぬか漬けは本当に美味しくて食べやすいし、その後も自分で育てていくことに挑戦だって出来ますから、ぜひ一度試してみてくださいね。
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